NEW! 記事 踵離地は何を考える? 2026年8月8日 反対側の歩幅が短い。そのとき、どちらの脚を見ますか 歩行を側面から見ていて、反対側の歩幅が短い。そんな場面を思い浮かべてみてください。歩幅をもう少し出したいと考えると、振り出している側の股関節に目が向きますよね。そこを見ること自体は自然です。ただ、その一歩が短くなった理由を遊脚側だけで説明しようとすると、立脚終期で起き... ryuju
記事 評価が丁寧でも介入が決まらない 2026年8月4日 はじめに 初回評価を一通り終えて、カルテを見返す。可動域制限あり。筋力低下あり。圧痛あり。動作時痛あり。柔軟性低下あり。 しっかり評価できています。抜けもありません。 なのに、そこで手が止まりませんか。 「で、どれから?」 これ、情報が足りないから止まっているのではないんですよ。むしろ逆で、集めた所見に優先順位をつける... ryuju
記事 意思だけでは姿勢は崩れてしまう 2026年8月2日 はじめに 「背筋、伸ばしてみましょうか」と声をかける。患者さんが胸を張って、骨盤を立てて、形が整う。よし、と思う。 その3分後を見たことはありますか。 たいてい元に戻っています。しかも、戻る前より肩が上がっていたり、呼吸が浅くなっていたりする。そこでもう一度「はい、姿勢」と言うと、また力が入る。この往復を何回か繰り返し... ryuju
記事 所見を並べるだけでは仮説にならない 2026年7月27日 所見を並べるだけでは仮説にならない 評価はしっかり取っている。それなのに、運動がなかなか決まらない。 もし心当たりがあるなら、今回の話は役に立つと思います。前回は、運動を選ぶ前に「変えたい現象」を1つ決める、という話をしました。今回はその次の段階です。決めた現象から、どうやって仮説を作るか。 先に結論を言っておきます。... ryuju
記事 10回3セットって見直してる? 2026年7月26日 はじめに カルテに「スクワット 10回3セット」と書いた手が、一瞬止まったことはないですかね。書けるんですよ、いくらでも。でも患者さんに「これ、何のためにやるんですか」と聞かれたときに、すっと出てくる言葉があるかどうか。ここが分かれ目なんです。 先に結論を言っておくと、10回3セットは処方ではなく初期値です。扱いやすい... ryuju
記事 なぜ「とりあえず筋トレ」では結果が変わらないのか 2026年7月23日 膝の内側が痛い、という方を担当したとします。 問診も、可動域も、筋力も、ひととおり評価は終わりました。カルテには所見が並んでいます。さて、ここから何の運動を始めますか。 この場面で少し手が止まる。そういう方は、実はかなり多いんじゃないでしょうか。評価ができないわけではない。知識がないわけでもない。それなのに、運動を選ぶ... ryuju
記事 肩終末域疼痛を鎖骨から見直す 2026年7月20日 「最後だけ詰まる」は、よくある 肩を上げてもらうと、途中までは問題ない。でも最後の10〜20度で、患者さんがこう言います。 「先生、最後だけ肩の上が詰まります」 こういうケース、臨床ではよくありますよね。 このとき、肩関節や肩峰下を確認するのはもちろん大切です。ただ、肩だけを丁寧に見ているのに、なぜか評価と治療が噛み合... ryuju
記事 腰椎屈曲代償を、股関節屈曲から見直す 2026年7月17日 はじめに 前屈やしゃがみ込みで腰が丸くなると、腰椎の動きだけを修正したくなりますよね。ただ股関節屈曲が足りない場合、骨盤が十分に後傾できなくて、結果として腰椎屈曲で距離を稼ぐことがあるんです。腰椎屈曲を常に悪い動きとして扱うわけじゃなくて、前屈制限の原因を股関節だけに断定しないというのが大事なポイントです。今日は腰椎を... ryuju
記事 結帯動作の変化がなく、次の評価は? 2026年7月14日 動画はこちら↓ ここから無料で見れます 結帯を肩だけで見ない 結帯って手を背中へ回すADLだから、肩関節内旋はもちろん大事なんですよ。でも実際の動作だと、肩甲骨の前傾や胸椎屈曲、肩前方化も一緒に起こってくるんですよね。 手の到達高だけ見ていると、内旋制限なのか代償で届かせているのかが混ざります。たとえば五十肩の患者さん... ryuju