記事 頚椎伸展の動きを見るべき 2026年6月15日 頸椎伸展代償と胸椎屈曲姿勢 上を向くと首の後ろが詰まる。あるいは、上方視の可動域は出ているのに、動作のたびに後頸部へ負担が集まる。 このような場面で、頸椎伸展の角度だけを見てしまうと、臨床判断が首の中だけで完結しやすくなります。もちろん頸椎そのものの可動性や疼痛は確認すべきです。ただ、座位で背中が丸まり、胸郭が起きにく... ryuju
記事 胸椎が硬くなる要因 2026年6月15日 こちらが動画です! https://www.loom.com/share/e60f34791489457fbcc3c502443636fe... ryuju
記事 足趾屈曲の代償 2026年6月13日 はじめに 立位で足趾が強く曲がり、床を掴むように見える人がいます。これは足趾が強いというより、前方へ落ちる重心や低下したアーチを止める代償かもしれません。足趾だけを見ず、荷重線と足底圧の偏りを同時に見ます。足趾を鍛える練習は有用ですが、掴む癖が主問題の人に同じ方向を足すと、代償を強化することがあります。 足趾で掴む立位... ryuju
記事 投球動作における胸郭回旋制限と肩水平外転代償 2026年6月12日 はじめに 投球準備で腕が後ろに引けて見えると、肩の柔軟性があるように見えます。しかし胸郭が回らないまま肩だけで後ろへ開いている場合、見た目の角度は代償です。最初に見るべきなのは肩の可動域の大きさではなく、胸郭回旋がどれだけ角度を作っているかです。肩水平外転の角度だけを測ると、代償で稼いだ可動域を良い動きとして扱ってしま... ryuju
記事 仙腸関節ストレスと片脚立位 2026年6月11日 はじめに 仙腸関節痛を見るときにやりがちなのがPSIS周囲を押して痛いか骨盤がズレているかだけで話を進めることです。もちろん疼痛誘発テストや圧痛は入口になります。ただ臨床では片脚立位や歩行立脚中期で骨盤がふわっと逃げる症例ほど痛みが残りやすい。患者さんは仙腸関節のあたりが痛いと言います。 押して痛いだけで止めないという... ryuju
記事 AKPの膝前面痛の要因は? 2026年6月10日 はじめに 膝蓋大腿関節痛を見ると、つい膝蓋骨の位置や大腿四頭筋だけに目が向きます。 こういうテーマでは、つい目立つ部位や一番わかりやすい所見だけを追いたくなります。もちろん局所評価は必要です。そこは飛ばせません。ただ臨床では、局所だけを犯人にすると、少し話が雑になることがあります。 背景には、関節可動域、筋・筋膜系の伸... ryuju
記事 骨盤後傾とハムスト緊張 2026年6月8日 はじめに 長座位前屈で手が床に届かない。太ももの裏が突っ張る。こういう場面を見ると、かなりの確率で「ハムが硬いですね」という話になります。もちろん、ハムストリングスそのものの短縮や伸張性低下はあります。そこは否定しません。ただ臨床では、ハムだけを犯人にすると、ちょっと話が雑になることがあります。 特に見落としやすいのが... ryuju
記事 肩甲骨上方回旋不足の影響が頚部に 2026年6月7日 はじめに 首こり、肩こり、首の詰まり感。こういう主訴を聞くと、つい頸部の筋緊張や可動域から見たくなります。もちろん頸椎のアライメント、椎間関節、後頭下筋群、斜角筋、胸鎖乳突筋あたりを確認するのは大事です。ただ、そこで止まると少しもったいない。 臨床では、首そのものより「腕を上げたときの肩甲骨」が原因の入口になっているこ... ryuju
記事 股関節内旋制限があると腰椎の代償が起きる 2026年6月6日 はじめに 「ひねると腰が痛い」「体幹回旋で腰が詰まる」と聞くと、まず腰椎を見たくなります。もちろん腰椎の局所評価は必要です。ただ、そこで止まると股関節由来の代償を見落とすことがあります。 特に股関節内旋が出にくい人では、足りない回旋を骨盤や腰椎で補いやすいです。つまり、痛みは腰に出ていても、動きの入口は股関節かもしれま... ryuju
記事 膝内側痛を「膝だけ」で見ずに足部から 2026年6月5日 膝内側痛を「膝だけ」で見ない 膝の内側が痛い患者さんを評価するとき、多くの場合、まず意識が向くのは膝そのものです。内側半月板、内側側副靱帯、鵞足部、内側コンパートメントなど、痛みが出ている部位を確認することはもちろん重要です。 しかし、膝内側痛を「痛い場所」だけで判断すると、見落としやすい要素があります。それが足部です... ryuju