今回のテーマは「コア安定性はここが重要なポイント-安定筋/スタビライザーの特徴-」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・安定筋の特徴を把握できる
・コアの安定性テストを知れる
・体幹の評価/エクササイズまで実施できる

 

 

今回の記事は「コアの安定性」の記事になります。

今までにも体幹に関する記事を執筆・投稿してきましたが、投稿頻度からも体幹が重要であることがわかると思います。

過去の体幹・コアに関わる記事はこちらです。

https://exthera-school.com/iap-basic/

https://exthera-school.com/lumbar-motorcontrol/

この中でも解説していない部分がコアスタビライザーとコアテストになります。

「安定筋って聞くけど知らない…」
「スタビライザーって腹横筋だよね?」

スタビライザーってあまり聞き馴染みのない用語になると思います。ですが…

腹横筋は体幹のスタビライザー

このように聞くと体幹や腰部を安定させる筋肉であることが明確にわかります。

体幹筋の分類方法として、ローカル・グローバルが一般的です。今回のスタビライザーは視点を変えた体幹の分類方法になります。

この辺りを踏まえておくことが体幹トレーニングを実施していくときの悩みを解消してくれます。知っておくことで運動療法を展開するときに自信もって行えると感じています!

◆安定筋/スタビライザー

体幹を安定させることは腰部疾患患者にとって重要になります。各関節に与えられた役割(joint by joint theory)として”腰部は安定性”とされています。上下の関節、ここでいうと股関節や胸椎は可動性の関節とされていて、臨床上では、【体幹の不安定性】なんてよく挙げられる問題点になると思います。

そこで重要になってくるのが、”スタビライザー”です。

 

スタビライザーというのは、ローカル筋・グローバル筋の両方の分類の中で、安定作用を有している筋肉のことを指しています。

最もイメージしやすいのは腹横筋になります。
(詳しく知りたい人はこちらへ↓)

https://exthera-school.com/difference-between-draw-in-and-bracing/

腹横筋は先行的な収縮、いわゆるフィードフォワード作用を有しています。上肢の挙上や股関節動作の前に腹横筋が収縮することで、腹圧が高まり体幹が安定した状態で動作を遂行するといった形です。

腹横筋はローカル筋肉でもあり、深層に位置していて、パワー発揮を得意とはしていません。パワー発揮を特徴としているのはグローバル筋になり、その中にもスタビライザーがあります。

モビライザーとスタビライザー

まずはモビライザーとスタビライザーの分類から見ていきましょう。これは、今まで体幹筋の機能分類のローカル・グローバルとは異なります。

ここから先は会員限定になります。

無料体験に登録することで続きを読むことができます。

1週間無料体験はこちらから

 

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。 ログインはこちら. 新規会員登録はこちら