今回のテーマは「小胸筋の硬さ-伸張性の評価-肩甲帯エクササイズをする前に」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・小胸筋の伸張性の評価ができる
・小胸筋の硬さの影響を把握できる
・前鋸筋や僧帽筋エクササイズを展開する前に評価しておきたい

今回の記事は『小胸筋』についてです。

小胸筋は硬さが生じやすい筋肉であり、どうしても肩甲骨アライメントに関与してきます。だからこそ肩甲帯エクササイズを導入する前に小胸筋の硬さを評価しておき、小胸筋へのアプローチをしておきたいところです。

しかし、小胸筋の評価をどのように行なっていますか?

座位姿勢で肩甲骨前傾角度で評価していますか?客観的に評価することで適切なアプローチをすることができます。

と言うことで小胸筋について理解を深めていきましょう。

では始めていきます!


小胸筋

小胸筋の解剖

小胸筋は烏口突起と上位肋骨に付着するため、伸張性低下は肩甲骨前傾方向や下制方向に誘導されてしまいます。肩関節疾患患者の場合、肩甲骨の動きが生じないのは疼痛が誘発してしまう要因になります。

特に頭部前方位姿勢では胸筋群の硬さが生じてしまいます。

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