ハムストリングの柔軟性改善

今回のテーマは「ハムストリングの柔軟性改善方法」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・ハムストリングの解剖と機能を知れる
・柔軟性改善の方法を理解できて実践できる
・改善方法の違いを知る

今回のテーマは「ハムストリングの柔軟性改善」です。

ハムストリングは硬さが生じやすいことは一般でも周知していることになります。それくらい柔軟性低下してしまう筋肉ですが、静的ストレッチを提供していても改善しにくいケースはないですか?

個人的ですが、静的ストレッチは不快感も多く、嫌だなという思いがありながらも実施しているようなものであると感じています。患者もそう言った感情を抱きながらセルフエクササイズとして行っている方も必ずいます。また継続性に欠けてしまう部分も大きい印象があります。

せっかく行うのであれば静的ストレッチ以外の方法を知って、セルフエクササイズに導入しませんか?

ということで盲点にもなりやすいハムストリングの柔軟性改善方法について理解を深めていきましょう。


硬さが起きやすいハムストリング

ハムストリングは、大腿部の後ろにある筋肉群の総称であり、大腿二頭筋長頭/短頭、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉から構成されています。

主に坐骨結節を起始にもち、脛骨や腓骨に付着します。大腿二頭筋短頭以外のハムストリングは2関節筋になります。

大腿二頭筋長頭・半腱様筋・半膜様筋は2関節筋であり、股関節伸展と膝関節屈曲の作用を有しています。加えて、脛骨内側や腓骨に付着するために下腿の回旋作用も生じます。

というのはハムストリングの基本的な解剖ですが、今回はあくまでの柔軟性改善の方法の前の事前準備にしか過ぎない。

まずはハムストリングは2関節筋であり、単関節筋よりも伸張性低下が起きやすい特徴がある。これはグローバルモビライザーの特徴であり、この辺りが伸張性低下につながってくる。

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