今回のテーマは「ハムストリングの柔軟性とエクササイズ」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・ハムストリングの特徴を把握できる
・柔軟性改善の運動療法を知れる
・段階的なエクササイズが知れる
・実践的に運動療法が行える

 

今回の記事は「ハムストリング」についてです。

 

ハムストリングは、股関節を伸展させ、膝関節を曲げさせる役割を持っています。また、走る、跳ぶ、蹴るといったスポーツの動作においても重要な役割を果たしています。

 

しかし、ハムストリングの運動療法の展開を悩む方は非常に多いです。どうしても高強度エクササイズのみに注目してしまい、適切な負荷でハムストリングのエクササイズを展開できない人も少なくないです。

 

少しでも展開がスムーズになるように、共有していきます。

 

では始めていきます!

 

ハムストリング

解剖-大腿二頭筋-

 

大腿二頭筋は、外側に位置しているために外側ハムストリングとも言われます。

 

長頭と短頭の2つから構成されており、両頭とも腓骨頭に付着します。そのため脛骨を外旋させる機能を有しています。

大腿二頭筋短頭の触知が非常に難しく、大腿遠位の腸脛靭帯の後方で筋腹を確認することができます。

 

解剖-半腱様筋・半膜様筋-

 

半腱様筋と半膜様筋を合わせて内側ハムストリングとよんでいます。

 

脛骨内側や鵞足に付着するため、脛骨内旋作用を有しています。半腱様筋の方が筋腹をとらえることが容易であり、遠位の腱組織から触知することができます。

 

下腿筋膜への挿入

 

半腱様筋は鵞足に付着する筋肉であり、薄筋や縫工筋とともに形成しています。鵞足の停止自体には6種類のパターンがあると言われています。

 

 

 

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