今回のテーマは「筋機能を考えた小殿筋-運動療法エクササイズ3選-」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・小殿筋の機能が知れる
・小殿筋exの引き出しが増える
・段階的なエクササイズが展開できる

 

 

今回の記事は「小殿筋」に関する内容になります。

中殿筋や大殿筋と比較して”小殿筋”ってどうですか?

大殿筋や中殿筋よりも知らないことが多くないですか?むしろ股関節内旋作用があるというだけで、全く知らないという方もチラホラいると思います。

小殿筋って意外と縁の下の力持ちのような、大切な筋肉になります。

では始めていきます!

小殿筋

 

小殿筋は、大殿筋や中殿筋とともに”殿筋群”を形成しています。小殿筋は中殿筋の深部かつわずか前方に位置しています。

股関節内旋作用を有していて、筋全体としては股関節外転作用も有しています。

ここで重要なポイントとしては筋肉の深さと走行になります。小殿筋はローカル筋であり、股関節のインナーマッスルに当てはまります。走行に関しては後述していきます。

大転子の分類

 

小殿筋の停止は大転子ですが、肩関節の棘上筋や棘下筋の停止と同様に大転子が細かく分類されています。

AF (anterior facet)→小殿筋
PF (posterior facet)→中殿筋・大殿筋
SPF (superoposterior facet)→梨状筋
LF (lateral facet)→中殿筋

 

 

ここから先は会員限定になります。

無料体験に登録することで続きを読むことができます。

1週間無料体験はこちらから

 

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。 ログインはこちら. 新規会員登録はこちら