足関節・足部の安定化システム(フットコアシステム)

今回のテーマは「足関節・足部の安定化システム(フットコアシステム)」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・足関節・足部の安定化システムを把握できる
・神経系の役割を理解できる
・内在筋の役割とエクササイズを理解できる
・足関節への運動療法に応用できる

今回は「足関節の安定化システム(フットコアシステム)」について共有していきます。

足関節自体の安定性が低下すると足関節不安定症になり、他の関節の疼痛もしくは最悪転倒につながってしまいます。

足趾屈曲筋力が低下すると高齢者の転倒リスクを増加させると報告されており、また足趾自体の筋力があることで足関節自体の変形を最小限に抑える事ができます。

ここまで見てみると、扁平足のような足関節の変形がある場合は、安定化システムが崩れている可能性がありますし、内在筋と外在筋の筋力低下、神経系の機能低下も考えられます。

今回は足関節の安定化システム、いわゆるフットコアシステムを共有していきます。どのようなシステムであるのか理解して、運動療法に応用していきましょう。

では始めていきます!


フットコアシステム

フットコアシステムは足関節を安定させるためのシステムであり、神経系から多くの軟部組織が関与しています。これらが上手く協調的に活動することで、さまざまな状況下でも足関節の安定性と柔軟性を提供する事ができます。

もし、内在筋の筋力低下がある場合は?
もし、アーチの低下がある場合は?
もし、足底感覚の異常がある場合は?

どれかの項目で異常がある場合は、それぞれに影響し合うことがわかります。代償的に活動を強制されてしまいます。

どのようなシステム?

足関節・足部の役割としては衝撃吸収と前方推進力があり、剛性が高い状態と柔軟性が高い状態を作る事です。その結果さまざまな環境において対応する事ができます。

フットコアシステムは2つの役割を提供するために感覚と運動が組み合わさっています。

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