
今回のテーマは「仙腸関節の安定-何が必要であり、安定している状態を理解する-」になります。
こちらの記事を最後まで読むと
・仙腸関節の安定化機構について学べる
・どの状態が安定しているのかを理解できる
・安定に必要な要因を理解できて、運動療法の応用ができる

今回のテーマは「仙腸関節の安定」です。
仙腸関節自体の動きは数ミリであり、どのような状態が安定しているのか、何が安定していない状態なのかを理解しておかないと治療展開が悪い方向にいってしまう可能性も少なくはないはず。
まずは仙腸関節の形態から安定化システムについて理解を深めていきましょう!
仙腸関節の形態って?

滑膜関節は半関節と滑走関節に分かれるとされています。
・半関節 :仙腸関節・肩鎖関節・手根間関節など
・滑走関節 :距腿関節・肩甲上腕関節・股関節
仙腸関節は半関節であり、特徴としては関節周囲を靱帯で強固に固定されていて、動きが少ないとされています。 関節の分類上は靭帯が強固であり、わずかな可動域しか動きはないです。
半関節の特徴を見ても、少しのずれで障害が起きやすいというのもすぐに理解できるはず。
締まりの位置と緩みの位置

関節にはClose-packed position(締まりの肢位)とloose-packed position(緩みの肢位)があります。
CPPは関節面の接触が多く、構造的に安定している状態であり、仙骨前屈(ニューテーション)が当てはまります。反対にLPPは関節面の接触が少なく、構造的に緩んでいる姿勢になります。仙骨後屈(カウンターニューテーション)が当てはまります。
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