肩甲骨前傾とインピンジメント様疼痛

はじめに

肩前方痛を聞くと、腱板や肩峰下の局所に意識が寄りやすいんですよね。ただ、腕を上げる時に肩甲骨が前傾したままだと、肩峰下の余地が減りやすくなるんです。だからまず痛む場所じゃなくて、痛む角度で肩甲骨がどう傾くかを見ていきます。痛みが出る角度そのものより、その角度へ入るまでの肩甲骨の軌道が大事なんですよ。

肩甲骨前傾を入口にするっていう視点は大事です。ただ、その前後で何が起きてるかを見ないと、介入はすぐ局所に寄っちゃうんですね。

この記事では、肩甲骨前傾とインピンジメント様疼痛を局所所見だけじゃなくて、荷重条件、運動連鎖、代償動作の変化からも見ていきますね。医学用語は普通に使います。ただ、話の着地はシンプルで、「で、明日の臨床ではどこを見るの?」ってところまで落とします。

挙上痛の裏側を見る

痛む弧は肩甲骨前傾で増幅する。痛みが出る角度そのものより、その角度へ入るまでの肩甲骨の軌道が大事なんですよ。

前傾した肩甲骨のまま挙上すると、肩峰がうまく逃げなくて、前方の詰まり感が増えることがあるんですね。だから後傾を補助して軽くなるかで仮説を確かめます。

前傾と後傾の役割

後傾は肩峰下スペースを守る。ざっくり言うと、評価の入口を狭くしないための前提ですね。

肩甲骨後傾って、腕を上げる時に肩峰が上腕骨頭から逃げるための動きなんですよ。これは単独で起こるんじゃなくて、前鋸筋や僧帽筋下部、胸椎伸展とセットで出てきます。

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